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東山図書館とのコラボ事業”防災地元学”を開催しました。

 6/1(月)に東京大学大学院情報学環 准教授 小田隆史先生をお招きして『わがまちを知ることは、命をまもること ~先人の知恵に学び、未来に備える「防災地元学」~』と題して講話とワークショップを開催しました。講話は全学年、ワークショップは3年生対象です。

 今回の企画は、東山図書館からお話をいただき、2か月の準備期間を経て開催したものです。東山町は、すぐ近くを北上川が流れ、町内には砂鉄川が流れています。周囲を山に囲まれ、川と山が作り出したはざまに田園地帯が広がる独特の地形です。恩恵も受けてきましたが、古よりこの地形により幾度となく災害に見舞われてきました。(記録をたどると363回 1~2年に1回は洪水に見舞われた計算になるそうです。)

 最近では、平成14年に来襲した台風6号によって県内に降った雨と周囲の山から流れてきた雨が川に流入し、急激に水位が上昇し、東山町の中心部から松川にかけて水没するという被害を受けました。水位は最高で13.5mの高さまで上昇したそうです。水が引いたあと中学生もボランティアとして後片付けに参加するなど、災害の記憶が当時中学生だった保護者の皆さんの脳裏にも強く焼き付いています。今日の講話の中では当時の映像も流され、見慣れた場所での救助活動や被害の様子に生徒たちはくぎ付けになっていました。

 東山町には洪水に関する伝承や記録がしっかりと残され、船を家の軒先に固定しておく習慣や昔から高台に重要な施設を作るなど防災に対する意識は非常に高い場所です。それらの記録と合わせ、家族や地域の方から経験を実際に聞く機会があることで、生徒たちは自分事として防災を受け止めるのではないかと思います。

 3年生はワークショップで過去の水害の歴史を記録した本を手に取ったり、タブレット端末から”一関市防災マップ”にアクセスし、ハザードマップで自分の家の周辺について調べたり、さらに、中学生だった父が書いた文集を見つけた生徒もいたり、作業を通してこれから起こるかもしれない災害についてイメージを確かなものにしていました。

 今日の学習を通して、少しでも地域の防災について考え、いざというときに何等かの行動に移すことができる中学生であって欲しいと思います。本校のためにわざわざ東京からお越しいただいた小田先生、東山図書館の皆様ありがとうございました!

 

 

 

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